
先生!最近のナスダック下がりすぎですよ!

そうだね!久しぶりに結構株価が下落しているね。
S&P500もかなり下がったよね。

どうしよう売ったほうがいいのかなぁ

投資の目的によって、方針を決めたほうが良いと思うよ。
説明するね。
さて、株価の調整時(下落時)にはどのように対応すれば良いのでしょうか?
そもそも株式は債券など他の投資商品と比較して価格変動が大きい投資先です。
インデックスに基づいたETFや投資信託などは個別株と比較すると株価の上下(ボラティリティ)が低いです。
大前提として直感的に売ってしまう狼狽売りは避けましょう!
まずは深呼吸。
コロナショックの際のVOO (S&P 500に連動したETF)のチャートを見てみましょう。

36%もの下落です。
もしコロナショックの時に2000万円のS&P500 ETF (VOO)を持っていたら1300万円前後まで資産額が目減りしたことになります。
他のETFや投資信託でもコロナショックの際には最大で30-70%も価格が低下しました。
幸いVOO等はその後の金融緩和もあり株価が回復しさらに上昇しています。
しかし、暴落当初はすぐに株価が回復するかどうかわかりません。
株価の下落は精神的にこたえる人もいれば、そうでないという人もいます。
これは各個人での精神的なリスク許容度が違うからです。
株価の下落が精神的にこたえる人は、投資に向ける資金が大きすぎるのかもしれません。
また投資先ももっと価格変動の小さな投資先が良いのかもしれません。
話を戻してこのような株価下落時にどのように対処するのが妥当か考えてみます。
長期投資をしている場合
長期(20年以上)でのインデックス運用を前提として全世界株式(VT)や全米株式 or S&P500に(VTI or VOO等) 積立投資を行っているならば、
基本方針は「積立投資を継続する」です。
これらのインデックスETF/投資信託は長期運用では高い確率で5-7%前後の年率利回りが期待できます。
下記事も参考にどうぞ。
株価下落時にも積立を継続することで同じ積立額でもより多くの株数を購入できます。
そして歴史的に時間はかかるかもしれませんが株価は戻ってきます。
もし下落時に購入する場合は、タイミングを読むのは不可能と言われますが、
VIX指数などを参考にスポットで追加購入しても良いかもしれません。
しかし、投資のタイミングを読むのは不可能なことは歴史が証明していますので、
100%下落後の反発に合わせて投資することは難しいです。
下の両学長の動画も参考にどうぞ
短期や中短期での投資をしている場合
短期(数時間/数日)や中短期(数週間/数ヶ月)のスパンでの売買を目的に投資をしている場合は、
一定の下落幅でトレールストップなどを利用して損切りをすることが一般的です。
5%や10%が一般的です。
特に個別株の場合はインデックス投資と異なり長期的に株価が上昇する確率は低いので注意が必要です。
短期投資は投資家によってスタイルが大きく異なるので確実な答えはありません。
そもそもどのようなルールで投資を始めたのかもう一度振り返りましょう。
追加投資についてはグロース銘柄に投資をしているのか、バリュー銘柄に投資をしているのかで方針が別れますので自身の方針を確立しましょう。
例
長期投資と短期投資を組み合わせて投資をしている場合をみて見ましょう。
例えばコアサテライト戦略でVTIとQQQに投資をしていた場合。
VTIは積立投資継続。QQQは中期で保有していたら10%下落で損切り。
といった売買でしょうか。
以上参考になれば嬉しいです。
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なおこの記事の記載はあくまでも筆者の見解ですので、読者の皆さんに当てはまる訳ではありません。
記事内の投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断で行っていただきますようお願い致します。
本記事の内容にて判断を行い投資した場合に生じた損害について、筆者は一切責任を負いかねます。
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