リスクとリターンとは
株式や投資信託といった金融資産への投資においてリスクの高い資産はリターンが大きいとされています。
「リスク」という言葉は一般的に使用される場面では将来何か悪い事象が起こる可能性のことを指します(wikipediaより)。
しかし、投資(主に株式や投資信託/ETF)におけるリスクとは「リスクは悪い結果(期待以下のリターン)だけではなく、良い結果(期待以上のリターン)も含む」とされています。
リスクを取る
投資におけるリスクを取るとはどういうことでしょうか?
それはボラティリティーの高い投資先に投資することです。
しかし、このボラティリティーの高い投資先は玉石混合で
長期的には成功する可能性のある投資先や、ギャンブル性が高く経営には無頓着な投資先も含まれます。
長期的に成功が期待されている投資先というのは、たとえ企業業績が良くても、
得てして売買の対象となりやすく、価格変動が大きくなります。
つまりボラティリティーが高く、リスクの高い商品という見方をされます。
このような投資先というのはギャンブル的な投資先と違い、
リターンが大きくなる可能性の高いリスクが高い投資先という事ができるでしょう。
以下の動画がリスクとリターンの考え方をよく説明していますので参考にしてみてください。
ETFの仕組み
上記のようなリターンが高くなる可能性が高い、リスクの大きな投資先とはどのような投資先でしょうか?
それは投資後に、投資対象の価値がゼロになる事がなく、
長期で成長が期待できる投資対象です。
その解答の1つが米国ETFであるVOOやVTIでしょう、さらにはQQQやTECL, SOXLもそうかもしれません。
これらのETFは多くの個別株の集合体で、一定の期間で含まれる個別株がより株価の高い企業の株に組み換えが行われます。
例えばVOOについて記載されているサイトを見てみましょう。

つまり株価の時価総額の低い株はETFの組み込み銘柄からどんどん排除されて行きます。
一方で成長している企業の株はその割合が増えて行く事が多いです。
現在のVOOの組み込み銘柄をみてみましょう。

アップルやマイクロソフトといった現時点で時価総額の大きなハイテク銘柄が組み込まれています。
注目されているテスラ(TSLA)も組み込まれています。
この組み込み銘柄が定期的に更新されるのでETFの株価がゼロになる可能性は限りなく低いですし、セクターが広く分散されているETFであれば長期的には株価が上昇基調になります。
ですので株価がゼロになることがない分散の効いたETFは比較的リスクが低くリターンもある程度見込める理想的な投資対象とも言えます。
また、分散が効いていない場合にはETFと言えども値動きの幅は大きいことは理解しましょう。
適正なリスクをとって自分の許容度にあったリターンを得たいですね。
また、投資での資産形成に元となる資金は労働で稼がなければなりません。
医師にとってバイトや勤務先を変えることは重要な選択肢です。
下のリンクからより給与の良い転職先の病院やバイトを探しましょう。

以上になります。
なおこの記事の記載はあくまでも筆者の見解ですので、読者の皆さんに当てはまる訳ではありません。
記事内の投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断で行っていただきますようお願い致します。
本記事の内容にて判断を行い投資した場合に生じた損害について、筆者は一切責任を負いかねます。
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